
北海道はクラブ記録タイの7連勝で東地区3位
11月15日と16日にB1第11節が開催された。東地区2位の宇都宮ブレックスは1位を独走していた千葉ジェッツに連勝。西地区は首位を争う長崎ヴェルカと名古屋ダイヤモンドドルフィンズがそれぞれ連勝を飾った。
ライバル同士の戦いとなった千葉Jと宇都宮の試合。千葉Jのディー・ジェイ・ホグが試合出場停止処分を受けて欠場したゲーム1は、ギャビン・エドワーズの21得点8リバウンドと活躍した宇都宮が84-66で快勝。ゲーム2でも宇都宮が第3クォーターに千葉Jを9点に抑える守りを見せ、リーグ屈指を誇るジョン・ムーニーのオフェンスリバウンドを1本に抑え込み、89-69で連勝を飾った。好調のレバンガ北海道は島根スサノオマジックに連勝。ゲーム2は富永啓生が3ポイントシュート8本中7本を含む30得点と、圧巻のパフォーマンスを発揮した。
長崎は秋田ノーザンハピネッツに両試合とも90点以上のハイスコアゲームで連勝。凱旋試合となった秋田の髙比良寛治はゲーム1で、2本の3ポイントシュートを決めて6得点の活躍だった。アルバルク東京と対戦した名古屋Dは、ゲーム1を持ち前の堅守で60点以下に抑え込み、ロスター全員を出場させる試合運びで勝利。ゲーム2はアーロン・ヘンリーが18得点5リバウンド3スティールと、昨シーズンのB1スティール王の名にふさわしい活躍で勝利に貢献した。
宇都宮はこれで14勝4敗とし、首位千葉Jとのゲーム差を1に。北海道はクラブ記録タイの7連勝を成し遂げて、こちらも14勝4敗で東地区3位をキープした。長崎と名古屋Dはともに16勝2敗と無類の強さを見せて西地区首位争いを続けている。
今節をもってB1は12月第1週まで続くバイウィークに突入する。各クラブがこの期間を活用してどのようなテコ入れをはかるか、レギュラーシーズン再開を楽しみに待ちたい。
【試合結果】
■11月15日
仙台 49-88 広島
宇都宮 84-66 千葉J
横浜BC 89-80 滋賀
越谷 83-75 三遠
A千葉 86-89 三河
A東京 58-79 名古屋D
川崎 72-77 茨城
富山 97-102 大阪
島根 89-91 北海道
FE名古屋 67-73 群馬
SR渋谷 70-86 佐賀
長崎 91-70 秋田
琉球 91-76 京都
■11月16日
宇都宮 89-69 千葉J
仙台 80-85 広島
SR渋谷 94-73 佐賀
横浜BC 68-91 滋賀
富山 92-97 大阪
島根 81-97 北海道
越谷 83-80 三遠
A千葉 68-70 三河
川崎 80-74 茨城
FE名古屋 78-103 群馬
A東京 66-74 名古屋D
長崎 97-61 秋田
琉球 85-71 京都
【第11節終了時点での順位表】
◆東地区
1位:千葉J(15勝3敗)
2位:宇都宮(14勝4敗)
3位:北海道(14勝4敗)
4位:群馬(12勝6敗)
5位:A東京(10勝8敗)
6位:仙台(8勝10敗)
7位:越谷(8勝10敗)
8位:SR渋谷(8勝10敗)
9位:A千葉(6勝12敗)
10位:横浜BC(6勝12敗)
11位:川崎(3勝15敗)
12位:茨城(3勝15敗)
13位:秋田(3勝15敗)
◆西地区
1位:長崎(16勝2敗)
2位:名古屋D(16勝2敗)
3位:三河(12勝6敗)
4位:琉球(12勝6敗)
5位:広島(11勝7敗)
6位:島根(10勝8敗)
7位:滋賀(9勝9敗)
8位:大阪(8勝10敗)
9位:佐賀(7勝11敗)
10位:三遠(7勝11敗)
11位:FE名古屋(6勝12敗)
12位:京都(5勝13敗)
13位:富山(5勝13敗)