A東京は宇都宮に競り勝つ

11月12日、バイウィーク前最後の平日開催となるB1第10節が開催された。東地区は秋田ノーザンハピネッツ横浜ビー・コルセアーズに75-65で勝利して連敗を4でストップ。西地区はシーホース三河広島ドラゴンフライズを88-84で下し連勝をキープした。

秋田は田口成浩やタナー・ライスナーが負傷によってチームを離脱し厳しいロスターとなったが、中山拓哉が38.20分とチームトップの出場時間で11得点9リバウンド3アシストを記録。キアヌ・ピンダー、ヤニー・ウェッツェルがそれぞれ25得点と19得点をマークして勝利に貢献した。また、後半を24失点に抑えて秋田らしい堅守のバスケットを展開できたことが勝利の要因となった。開幕戦以来の対戦となったアルバルク東京と宇都宮ブレックスの試合はA東京が勝利し、直接対決の戦績を1勝2敗とした。宇都宮は今シーズン初の連敗となった。

日曜と月曜の開催だった前節から中1日の三河は、広島との一戦をモノにした。何度もリードチェンジをする試合展開となったが、勝敗を分けたのはフリースローだった。同点で迎えた残り12秒、広島が三河のベンチテクニカルファウルで得たフリースローをクリストファー・スミスが失敗したのに対し、三河はシュートファウルで得たフリースローを久保田義章がブーイングを受けながらきっちりと2本沈めて勝利を手繰り寄せた。

東地区は、レバンガ北海道が12勝4敗で宇都宮と並んで3位に。秋田はこの勝利で最下位を脱出した。西地区は上位4チームが揃って勝利したため順位に変動はなく、島根スサノオマジックが順位を一つ上げて5位となっている。

【試合結果】
北海道 95-93 佐賀
仙台 95-86 A千葉
秋田 75-65 横浜BC
群馬 94-70 茨城
越谷 89-90 千葉J
A東京 67-65 宇都宮
川崎 60-74 SR渋谷
富山 83-115 島根
三遠 80-86 長崎
名古屋D 72-52 京都
滋賀 69-92 FE名古屋
大阪 86-93 琉球
広島 84-88 三河 

【第10節終了時点での順位表】
◆東地区
1位:千葉J(15勝1敗)
2位:宇都宮(12勝4敗)
3位:北海道(12勝4敗)
4位:群馬(10勝6敗)
5位:A東京(10勝6敗)
6位:仙台(8勝8敗)
7位:SR渋谷(7勝9敗)
8位:A千葉(6勝10敗)
9位:越谷(6勝10敗)
10位:横浜BC(5勝11敗)
11位:秋田(3勝13敗)
12位:茨城(2勝14敗)
13位:川崎(2勝14敗)

◆西地区
1位:長崎(14勝2敗)
2位:名古屋D(14勝2敗)
3位:三河(10勝6敗)
4位:琉球(10勝6敗)
5位:島根(10勝6敗)
6位:広島(9勝7敗)
7位:滋賀(8勝8敗)
8位:三遠(7勝9敗)
9位:大阪(6勝10敗)
10位:佐賀(6勝10敗)
11位:FE名古屋(6勝10敗)
12位:京都(5勝11敗)
13位:富山(5勝11敗)