3選手+ドラフト指名権とのトレード
グリズリーズとジャズ間でトレードが合意に至ったとESPNが報じた。グリズリーズはベテランポイントガードのマイク・コンリーと引き換えに、ジャズからジェイ・クラウダー、カイル・コーバー、グレイソン・アレンの3選手に加え、今年のドラフト1巡目23位指名権と将来のドラフト1巡目指名権を獲得する。
コンリーはグリズリーズ一筋12年のポイントガード。堅実なゲームメークに加え、ディフェンス能力も高く、12シーズンで6度チームをプレーオフに導いた。
12シーズンで積み上げた出場試合(788)、得点(1万1733)、アシスト(4509)、3ポイントシュート成功数(1086本)の4部門の数字は、グリズリーズのフランチャイズ記録となっている。同じフランチャイズプレーヤーだったマルク・ガソルがラプターズに移籍した昨シーズンは、低下したオフェンス面をコンリーが補ったこともあり、キャリアハイの平均21.1得点を記録した。
リーグ有数のリムプロテクターであるルディ・ゴベアを擁し、リーグ4位の守備力を強みとするジャズは、プレーオフに進出するもロケッツに1勝4敗で敗れ2年連続でファーストラウンドで姿を消した。それでもコンリーを獲得したことはドノバン・ミッチェルに次ぐスコアラーの確保に繋がり、近年中に優勝を目指せるチーム作りが前身したと言える。
こうなると、注目されるのがリッキー・ルビオの去就だ。今シーズンで契約が切れるルビオは、昨シーズン途中にも、コンリー獲得のトレード要員として見られていた。圧倒的なアシスト力を持つルビオだが、シュート精度には難があり、より得点力のあるコンリーを獲得したことでチームを離れると見られている。
ジャズが目論見通りにオフェンス強化を果たせるかどうか、そしてルビオの行方にも注目が集まる。
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— バスケット・カウント (@basket_count) 2019年6月13日