第31節の『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』が発表された。選出された5つの得点シーンを振り返る。

第5位 ジョシュ・ハレルソン(大阪vs滋賀)
橋本拓哉との完璧なピック&ロールから生まれたハレルソンの豪快なダンク。お手本のようなピック&ロールでノーマークを作り、ヘルプにくるファイサンバの上から叩き込んだ自身満々のダンクがノミネート。

第4位 西村文男(千葉vs秋田)
中山拓哉を振り切って沈めた、西村の3ポイントシュート。一見普通のドリブルに見えるが、よく見るとバックビハインドドリブルを駆使し、相手から離れた場所でドリブルをキープ。クロスオーバードリブルで完璧にマークを外した技術と、ほぼボールが弾まない状態から復活させた高いボールハンドリングが光るプレー。

第3位 中東泰斗(名古屋Dvs琉球)
張本天傑のミスショットをそのまま押し込んだ、中東のプットバックダンク。冷静なシュートフェイクから、マークを外してシュートを放つ張本。入ったと確信しシュートの行方をただ見る選手たちの中で唯一、オフェンスリバウンドに向かった意識と、そのリバウンドをそのまま押し込む高さが光ったプレー。

第2位 富樫勇樹→タイラー・ストーン(千葉vs秋田)
ウイングに上がると見せかけてリングへ向かうストーン、その動きを見逃さずにパスを送った富樫の絶妙の呼吸から生まれたアリウープ。谷口大智が狙いに気付きヘルプに向かっているが、富樫は瞬時の判断でギリギリ手の届かないパスを出している。結果、バスケット・カウントとなるアリウープが決まった。ストーンの俊敏さと豪快さ、そして富樫のパスセンスが際立つ。

第1位 ラモント・ハミルトン(名古屋Dvs琉球)
素早いトランジションから沈めたハミルトンのバスケット・カウントとなるダンク。田代直希が猛スピードでリングへ向かうことで4対3の数的優位を作りだす。パスを空中で受けそのままシュート態勢に入ることで、ジャスティン・バーレルのシュートチェックを誘う。ワンタッチでハミルトンにパスを送り、チェックが遅れた中東のファウルを受けながら沈めた、理想的なトランジションバスケのフィニッシュ。