
直近の3シーズンはドイツのアルバ・ベルリンで活躍
秋田ノーザンハピネッツは6月19日、ヤニー・ウェッツェルと2025-26シーズンの選手契約に合意したことを発表した。
ニュージーランド出身、現在28歳のウェッツェルは、身長208cm体重109kgのパワーフォワード兼センター。オーストラリアのNBLでプロキャリアをスタートさせた後、ニュージーランド、スペインのトップリーグでもプレーした。2022年から2025年まではドイツのアルバ・ベルリンに在籍し、今シーズンのユーロリーグでは平均11.2得点、フィールドゴール成功率57.3%を記録した。
また、ニュージーランド代表として『FIBAバスケットボールワールドカップ2023』や『FIBA男子オリンピック2024最終予選』にも出場するなど、国際舞台での経験も豊富だ。
ウェッツェルはクラブを通じて以下のようにコメントしている。「秋田の一員になれることにとてもワクワクしています。クラブや地域の人々、そして文化について、たくさんの素晴らしい話を聞いています。ファンの皆さんに楽しんでいただけるようなバスケットボールをお見せできるよう、チームと共に全力で取り組み、良いシーズンにしたいと思います」
クラブも次のようにコメントしている。「NBL時代のニュージーランド・ブレイカーズでは平均17.7得点、8.3リバウンドを記録しており、その高い得点力とリバウンド能力を示しています。彼の優れたバスケットボールIQ、ポストアップもこなすゴール下でのインサイドの要としての存在感、そして速い展開やスペースを活かしたオフェンスでの得点力は、秋田が目指すインテンシティの高いチームバスケットに確実にフィットすると確信しています」
Bリーグ初挑戦となるウェッツェルの多彩な経験とプレーにより、チームのさらなる成長が期待される。
■秋田2024-25シーズンロスターの契約状況(2025年6月20日10時時点)
【継続】赤穂雷太、栗原翼、元田大陽、タナー・ライスナー、土屋アリスター時生、中山拓哉
【退団】クリスチャン・メコウル、ヤニス・モラン(海外クラブに移籍)、金久保翔、ガディアガ・モハマド アル バシール、熊谷航(長崎ヴェルカに移籍)、小栗瑛哉(信州ブレイブウォリアーズに移籍)
【未発表】田口成浩
【新規加入】菅原暉(群馬クレインサンダーズから移籍)、髙比良寛治(長崎ヴェルカから移籍)、キアヌ・ピンダー(中国から移籍)、ヤニー・ウェッツェル(ドイツから移籍)