3ポイントシュート成功率を上げ、成長を続ける注目選手

千葉ジェッツは5月28日、金近廉との2025-26シーズンにおける選手継続契約を締結したことを発表した。

大阪府出身、22歳の金近は196cm88kgのスモールフォワード。関西大学北陽のエースとして出場したウインターカップで派手なダンクを連発して注目を集めると、東海大2年時の2023年2月に日本代表デビューを果たし、同年4月には東海大を退学し練習生として千葉Jに加入。プロ1年目の2023-24シーズンにBリーグの新人賞を受賞した。

今シーズンは自身初のレギュラーシーズン全試合に出場し、平均出場時間18.40分のプレータイムで5.5得点、1.9リバウンドを記録。トレヴァー・グリーソンヘッドコーチからはスタッツに残らないディフェンスや、ルーズボールなどで評価を得ているが、シューターとして3ポイントシュートを積極的に打つことを求められていた。その中で、前シーズンの34.8%から38.6%へと成功率も上げ、指揮官の期待に応える活躍をしていた。

金近はクラブを通じて「目標とするところまで届かず悔しいシーズンでした。個人的にもまだまだ足りない部分ばかりなので、もっと成長した自分を見せることができるように、日々努力していきたい」と現状に満足することなく、さらなる成長を見据えるコメントを発表している。

■千葉J2025-26シーズンロスターの契約状況(2025年5月29日9時時点)

【継続】金近廉
【未発表】渡邊雄太富樫勇樹小川麻斗田代直希瀬川琉久菅野ブルースマイケル・オウ二上耀ディー・ジェイ・ホグ西村文男荒尾岳原修太ジョン・ムーニークリストファー・スミス
【自由交渉選手リスト公示】トビン マーカス海舟