2022-23シーズン途中から加入し主軸を担う

仙台89ERSは5月14日、青木保憲との選手契約を双方合意の上で解除したと発表した。青木はすでに他クラブへの移籍が決定している。

静岡県出身、現在29歳の青木は182cm84kgのポイントガード。筑波大在学中の2018年に特別指定選手として川崎ブレイブサンダースに入団し、キャリアをスタートさせた。2021-22シーズンに広島ドラゴンフライズに移籍し、2022年1月に仙台に移籍。今シーズンは49試合中28試合で先発を務め、平均21.56分のプレータイムで7.5得点、1.7リバウンド、3.6アシストを記録した。

クラブによると、青木は仙台と複数年契約を結んでいたものの、選手本人の意向も踏まえながら今後について協議を重ねた結果、これを解除したという。

青木はクラブを通じて以下のとおりコメントしている。「あたたかく迎え入れてくれたチームメートや、ナイナーズファミリーのみなさまの黄援のおかげで、失いかけていた選手としての自信や楽しさを取り戻すことができました。みなさまに勝利を多くお届けすることができなかったのが心残りですが、素敵な仲間たちと一緒に大好きなバスケットボールをこのクラブでやれたことが何よりの幸せでした。仙台でもらったたくさんの愛と学びを胸に今後のキャリアでも精進します。またお会いできる日を楽しみにしています」