第6戦が行われるヒューストンには帯同せず
ウォリアーズのケビン・デュラントが、右ふくらはぎの負傷によりロケッツとのカンファレンス・セミファイナルの残り試合を欠場することが分かった。
第5戦の第3クォーターに右足を負傷したデュラントは、ロッカールームに戻り、その後はプレーしなかった。負傷直後はアキレス腱を痛めたのではないか、という憶測も飛び交ったが、診断は右ふくらはぎの筋肉の損傷。試合翌日にMRI検査を受けた結果、当初の診断通りであることが分かった。
ウォリアーズの発表によれば、デュラントはヒューストンで行われる第6戦への遠征には帯同せず、ベイエリアで治療を続けるとのこと。そして、1週間後に再検査を受ける予定となっている。つまり、もしシリーズが最終戦までもつれたとしても、デュラントは5月12日にオラクル・アリーナで行われる第7戦も欠場する。
最悪の事態こそ回避できたものの、今年のプレーオフで平均34.2得点を挙げているデュラントの欠場は、ウォリアーズにとって大きな痛手。勝ち上がりを決め、カンファレンス・ファイナルまでに復帰できたとしても、100%のコンディションを取り戻すには至らないだろう。スリーピート(3連覇)が磐石と見られた王者ウォリアーズに、綻びが生じ始めた。