「練習では形になっているので、今回初出しします」
いよいよ今週末に『B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025』が開催される。今日、その会場となるLaLa arena TOKYO-BAYにほど近いららぽーとTOKYO-BAYで前日記者会見が行われ、オールスターに出場するメンバーが顔を揃えた。
『B.WHITE』のキャプテンは富樫勇樹。長らく千葉ジェッツでプレーする富樫にとって、今回はホーム開催となるだけに「ホームコートアドバンテージを最大限に利用して、どんな手を使ってでもMVPを取ります」と宣言。Bリーグ初年度のオールスターで富樫はジャスティン・バーレルに持ち上げてもらっての『たかいたかいダンク』を決めてMVPに輝いている。
8年ぶりのMVP受賞のための富樫の『仕込み』が何かが気になるが、渡邊雄太がヒントを与えてくれた。渡邊の公約は、自分がロブパスを上げて富樫にアリウープを決めさせること。206cmの渡邊ならともかく167cmの富樫がアリウープを決めるのは役割が逆に思えるが、「なかなか試合中に勇樹がダンク決める機会がなかったので、オールスターでは見せようかなと」と渡邊は話す。「いつも練習では形になっているので、今回初出しします」という言葉通りに行くかどうかに注目したい。
『B.BLACK』のキャプテンを務めるサンロッカーズ渋谷のジョシュ・ホーキンソンは「前回負けたから、今回は絶対に勝つ」と力強く語る。『バスケの祭典』は楽しむもので、勝敗はほぼ意味を持たないが、ホーキンソンは沖縄アリーナで行われた昨年のオールスターで『B.BLACK』が123-128で敗れたことを忘れておらず、「たくさんのエンターテイナーがいて面白いバスケットができるのと同時に、高いレベルのバスケを楽しんでもらいたい」と語る。
同じく勝負への気持ちを語ったのは『B.WHITE』の篠山竜青で。「オールスターでは試合内容がどうとか中身がグダグダとか言われてまいりましたが、今年のオールスターで強度を高めたい」と興味深い発言をした。「年々ハードルが上がって自分で自分の首を絞めているが、これが最後だと思ってなんとか乗り越えたい」と篠山は言うが、この舞台で毎回がっつり爪痕を残すエンターテイナーだけに、今年の活躍にも期待したい。
『B.BLACK』では長崎ヴェルカの馬場雄大と川真田紘也が揃って先発を務める。馬場は「マイキー(川真田)とのコンビプレーで、アリウープパスを投げます」と公約。アルバルク東京のセバスチャン・サイズは「とにかくファンの皆さんに楽しんでいただけるようにコートでもベンチでも盛り上げる」と誓った。
また『B.BLACK』でプレーする比江島慎はオールスター本戦以上に、土曜に行われる『DRY ZERO 3ポイントコンテスト』に意識が向いている様子。昨シーズンのベスト3P成功率賞を44.0%という驚異的な高確率で勝ち取った比江島だが、「前回に出場させてもらったんですけど、ひどかったので。そこの優勝も狙いつつ頑張りたいと思います」
りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHI 前日記者会見の様子をお届け💁♂️
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— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) January 17, 2025