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キャブズはレブロンが欠場した試合で今シーズン未勝利

レギュラーシーズンも60試合を消化。2016-17シーズンMVP争いも佳境に入った。

60試合を終えた時点で30回のトリプル・ダブルを達成しているサンダーのラッセル・ウェストブルック、ロケッツの大躍進を支えているジェームズ・ハーデンが最有力という意見もあるが、今シーズンも東カンファレンス首位にキャバリアーズを導いているレブロン・ジェームズは自分にもその資格が十分にあることを主張している。

ジェームズは2月27日のバックス戦後、シーズンMVP受賞者を決める基準について「勝率を見るべき」と語り、自論を展開した。

「何を基準にしているのか分からないけれど、オレの勝率を見てほしいね。オレが出場した試合と、欠場した試合の勝率を比べて見れば分かるはず。それが何よりも大事だ。このリーグでは、勝利こそすべてだと思うんだ」

今シーズンのキャブズは、レブロンが欠場した試合で0勝4敗。『Speak For Yourself』によれば、レブロンがヒートからキャブズに復帰した2014-15シーズン以降、ジェームズが出場した試合でキャブズは147勝52敗(勝率73.9%)、欠場した試合で4勝19敗(勝率17.4%)という戦績。

普通に考えれば、カイリー・アービング、ケビン・ラブらエリートプレーヤーが集結しているキャブズが簡単に負けるわけがない。それにもかかわらず、レブロンのリーダーシップの有無でチームは完全に変わってしまう。ここまで勝敗に影響を与える選手は珍しいと言うしかない。

ただ、レブロンが主張するとおり、シーズンMVP候補に問われるべきは、いかにチームの勝利に貢献したかで、突出した個人スタッツだけで決められるものではない。ウェストブルックとハーデンの『2強』による争いに絞られたと言うのは時期尚早。レブロンのキャリア5回目のシーズンMVP受賞も十分にあり得る。

キャバリアーズが誇るビッグ3だが、レブロンの影響力はその中でも突出しているようだ。