ブラントリーは今シーズン13.7得点、6.3リバウンド、3.4アシストを記録

長崎ヴェルカは6月30日、ジャレル・ブラントリーの継続と、7月1日、野口大介との契約が2023-24シーズンをもって満了となり、退団することを発表した。

アメリカ出身、現在28歳のブラントリーは201cm108kgのパワーフォワード。2019-20シーズンからNBAのジャズでプロキャリアをスタートさせ、3シーズンプレーし、その後ロシアやGリーグ、プエルトリコ、オーストラリアを渡り歩いた。長崎に加入した今シーズンは45試合に出場し、平均28.46分のプレータイムで13.7得点、6.3リバウンド、3.4アシストを記録した。

ブラントリーはクラブを通して以下のようにコメントしている。「自分たちが次に何を達成できるか楽しみにしています。モーディコーチは素晴らしいコーチですし、拓摩さんは素晴らしいGMです。その他すべてのスタッフ陣も最高なので、家族と一緒に戻ることができてワクワクしています。Aishiteru, VELCA」

北海道出身、現在41歳の野口は196cm90kgのパワーフォワード。日本体育大学を経て2006年に大塚商会アルファーズ(現越谷アルファーズ)に入団しプロキャリアをスタート。その後、レバンガ北海道(レラカムイ北海道を含む)、つくばロボッツ(現茨城ロボッツ)、サンロッカーズ渋谷でプレーし、2021-22シーズンに長崎に加入。在籍3年目となる今シーズンは11試合に出場し、平均1.37分のプレータイムで0.3得点、0.4リバウンドを記録した。

野口はクラブを通して以下のようにコメントしている。「携わっていただいた方々には本当に感謝しかありません。 ありがとうございます。 そんな3年間のうちに、いつの間にかパパの愛称が定着して、年齢的に息子でもおかしくないくらい歳の離れた選手たちの成長を見守るのが楽しみとなっていました。 慣れ親しんだチームを去るのはとても辛いですが、新アリーナで弟たち、息子たちが躍動する姿を観るのが楽しみです。 引き続き、長崎ヴェルカをよろしくお願いいたします」

■長崎2023-24シーズンロスターの契約状況(7月1日時点)
【継続】松本健児リオン、小針幸也、狩俣昌也、木林優、森川正明、荒谷裕秀、髙比良寛治、ジャレル・ブラントリー
【自由交渉】馬場雄大、ジェレミー・エヴァンス
【退団】マット・ボンズ(大阪)、チャン ミンクク(KBL)、ディクソンジュニア タリキ(仙台)、榎田拓真(越谷)、野口大介

■2024-25シーズン新加入選手(同)
山口颯斗(茨城)、川真田紘也(滋賀)