FP(ファンタジーポイント)とは
FP(ファンタジーポイント)は、各選手が実際の試合で記録した成績に応じて算出されるポイントです。以下のプレーを行うたびに、選手のFPが加算されていきます。
■B2シーズンベストチーム
FPランキングのデータとBリーグの現行レギュレーション(外国籍2人以内、帰化枠・アジア特別枠1人以内)に即し、各ポジションのベストメンバーを編集部が独断で選出した。
センター:アーロン・ホワイト(熊本ヴォルターズ)
未知数な新外国籍選手だったが、開幕節2試合で平均30得点という戦慄デビューを飾り、シーズンを通じて中心選手として活躍。日本人選手も含めて得点能力が高い選手が揃ったロスターの中でも、エースと言える奮闘ぶりでチームを牽引した。リバウンドを取ったら、即座に速攻の前線までプッシュできる走力も魅力で、相手の脅威となった。センター部門1位を獲得し、文句なしのベスト5入りだ。
パワーフォワード:ジョーダン・ハミルトン(青森ワッツ)
ボールを持ったら何かが起きると言っても過言ではないほど、主要スタッツに絡むプレーを多く見せて、今シーズンB2で最もFPを叩き出した選手となった。ゴール下で得点やリバウンドを量産することもあれば、アウトサイドで理不尽なディープスリーを決めるなどプレーエリアの広さを武器に躍動。また勝負強さも併せ持ち、クラッチタイムでもしっかりと結果を残し青森になくてはならない存在となった。
スモールフォワード:前田怜緒(アルティーリ千葉)
キャリア初のB2でのプレーとなり、チームのレギュラーシーズン56勝4敗に大きく貢献。ウイングを本職としながらも先発ガードを任される時期もあり、プレーの幅広さでチームを支えた。実際、主要スタッツをバランスよく積み重ねて、最もFPを稼いだ日本人フォワード選手となった。当たり出したら止まらない3ポイントシュートで、10月の岩手ビッグブルズ戦や12月の越谷アルファーズ戦など、短いプレータイムで大量得点した試合も印象的だった。
シューティングガード:キーファー・ラベナ(滋賀レイクス)
フィリピンのスーパースターにとって、昨シーズンの『降格』という結果は受け入れ難かっただろうが、その悔しさを晴らすかのように奮闘しチームを優勝に導いた。シーズンを通じて安定的にスタッツを残したが、1月の愛媛オレンジバイキングス戦ではともにシーズンハイとなる25得点12アシストを叩き出し神がかったプレーを連発した。ラベナがチームやブースターに与えた勝者メンタリティーは、滋賀にとって大きな財産になるだろう。
ポイントガード:池田祐一(青森ワッツ)
2位に1.6本も差をつける平均7.9アシストでアシスト王を獲得し、チームの躍進に貢献。いずれもキャリアハイとなる平均9.3得点1.3スティールも記録して、今シーズン最もFPを稼いだ日本人選手となった。そのスピードとアグレッシブな姿勢は、リーグで最も攻撃回数が多い青森のトランジションバスケの象徴と言える。2シーズン続けてプレーオフに進出したが、来シーズンはさらに突き抜けるためにも池田の活躍が不可欠だ。
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