「僕は彼に言ったんだ。『アダム、もう限界だ。引退するつもりだ』」
ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは9日(現地時間、以下すべて)、自身のポッドキャスト番組『The Draymond Green Show』を更新。NBAコミッショナーのアダム・シルバーに引退を思いとどまるよう説得されたことを明かした。
グリーンは12月12日のサンズ戦でユスフ・ヌルキッチの顔を殴打し、NBAより無期限の出場停止処分を科されていたが、6日にこれが解除され、7日のラプターズ戦ではウォリアーズのベンチに座っている。
12試合にわたる欠場期間中に、グリーンはカウンセラーやNBA、ウォリアーズ、選手会の代表者と数回にわたって面談を実施。その間には引退も考えたとグリーンは明かしたが、それを思いとどまらせる大きな要因となったのがシルバーだったという。
「僕は彼に言ったんだ。『アダム、もう限界だ。引退するつもりだ』。するとアダムは、『君は非常に軽率な決断をしている。そんなことはさせない』と言った。僕たちは長い間、素晴らしい会話をした。アダムのようなコミッショナーがいるリーグでプレーできることにとても感謝している。彼は選手のことを考えてくれている」
グリーンは同ポッドキャストにて、スティーブ・カーが来訪したことや、ケビン・デュラントやステフィン・カリーから受けた言葉についても紹介。復帰に向けた自身の前向きな気持ちも表明している。