デリック・ローズ

ジャクソンJr.も同調「僕らはもっと同じページにいる必要がある」

現地11月24日、グリズリーズがホームでサンズと対戦。ケビン・デュラントとブラッドリー・ビールが欠場した中でデビン・ブッカーにシーズンハイの40得点を奪われ、チームの要であるデズモンド・ベインとジャレン・ジャクソンJr.の2人で合計19得点しか挙げられず89-110で敗れた。これでホーム7連敗、通算3勝12敗で西カンファレンス13位と低迷している。

グリズリーズは絶対的エースのジャ・モラントが開幕から25試合の出場停止処分を受け、インサイドの要であるスティーブン・アダムスもシーズンを全休。さらに主力選手の負傷離脱が相次ぎ、シーズン序盤ながら人手不足での戦いを強いられている。戦力の差がそのまま結果に表れているように思えるが、ベテランガードのデリック・ローズはコミュニケーションの重要さを説き、守備に問題があると指摘した。

「コミュニケーションが必要。僕はずっとそう言ってきた。いつそれが浸透するかは分からないけど、ディフェンス時に話をしなければ、試合に勝てるわけがない。特にこのレベルの世界だとコミュニケーションは非常に重要だ。みんなが同じ認識を持たないといけないけど、今はそれができていない」

ジャクソンJr.も「僕らはもっと同じページにいる必要がある」と言い、ローズと同じ見解を示した。「チームがダウンしている時ほど、すべてが重要になる。小さなミスも許されない。一人ひとりが万全なら小さなミスで済むかもしれないけどね」

モラントの出場停止が明けるまであと10試合。エースの帰還は上昇への起爆剤となるはずだが、それまでに互いの理解を深めてチームの土台をより強化しておく必要がある。