ロンゾ・ボール

写真=Getty Images

グレード3の捻挫、4〜6週間の欠場の見込み

レブロン・ジェームズ、ラジョン・ロンドに続いて、ロンゾ・ボールが負傷離脱した。

1月19日に敵地で行われたロケッツ戦の第3クォーターにドライブを仕掛けたボールは、左足首を捻ってコートに倒れた。プレーを続行できなかったボールは、すぐにチームメートに肩を借りてロッカールームへと戻った。

レイカーズによれば、MRI検査の結果、ボールはグレード3の捻挫を負い、4〜6週間欠場するという。ボールの復帰は早くてもオールスターブレーク明けになる見込みだが、レイカーズにとっては大打撃と言わざるを得ない。

ウォリアーズと対戦した昨年のクリスマスゲームで右手の薬指を痛めたロンドは、チーム練習に復帰したものの、復帰時期は未定。同じくウォリアーズ戦で鼠蹊部を負傷したレブロンの復帰時期も分かっていない。

レイカーズは、オールスターブレークまでにウォリアーズとの2試合を含め、強豪との対戦が続く。ポイントガードを失ったレイカーズは、ロンドとボール欠場中、アレックス・カルーソの出場時間を増やし、ランス・スティーブンソンと併用する形で急場を乗り切らなければならなくなった。

レブロンとロンドの復帰を急がせるのはリスクでしかない。かと言って現状が続くようなら、カンファレンスの順位を落としかねない。レイカーズは、指揮官ルーク・ウォルトンの手腕とともに、チーム力が試される危機を迎えた。