クリスチャン・ウッド

加入のカギはダービン・ハム「毎日のように電話していた」

クリスチャン・ウッドは今オフにレイカーズと2年契約を結んだ。ドラフト外からセブンティシクサーズでNBAデビューしてから8年。その前半はNBAに定着できず、中国リーグに挑戦するもすぐさま解雇される屈辱も味わっている。ようやくブレイクしたのはピストンズ在籍時の2020年のこと。その後も評価は安定せず、昨シーズンはマーベリックスでローテーション外に置かれ、レイカーズと契約したものの年俸はピストンズでのブレイク以前の270万ドル(約3億6000万円)まで下がった。

それでもロサンゼルス出身で、レイカーズのファンとして育った彼は、今回のチャンスを得られたことに大喜びしている。トレーニングキャンプ開始を前にレイカーズに到着した彼はメディアの取材に応じ「夢がかなった。僕は子供のころからこのチームを見て育ったから、ここにいるのは素晴らしいことなんだ」と興奮の面持ちで語った。

今回のレイカーズ加入に大きな影響を与えたのはダービン・ハムだ。まだブレイク以前の2018年にウッドはバックスで、当時アシスタントコーチだったハムと一緒になっている。「今だから言えるけど、フリーエージェントになってから毎日のように電話していた。僕らは良い関係を築くことができている。頼りになる人物である彼と同じチームになれてうれしい。彼が僕の能力を信じてくれているのも素晴らしいよ」

「チームに求められる役割はすべてこなすつもりでいる。自分にできるすべてを出すためにここに来たんだ」と言うウッドは、アンソニー・デイビスとフロントコートでコンビを組むことについても「デイビスは僕のお気に入りの選手で、ずっとチェックしてきた。多くの共通点を持っているから、うまく機能すると思う」と語っている。

アンソニー・デイビスは間違いなくレイカーズの軸となる選手だが、消耗の激しいポジションでケガが多くなっている。ミニマム契約で加入したウッドがデイビスの負担を軽減しながらコンビとして良いパフォーマンスを発揮できれば、レイカーズにとっては最高のシナリオとなる。