今秋に入学する南カリフォルニア大での練習中に倒れる

レブロン・ジェームズの息子ブロニー・ジェームズが、今秋からプレーする南カリフォルニア大(USC)での練習中に突然倒れて心肺停止となり、病院に緊急搬送されていたことがわかった。幸いにも命に別状はない模様だ。

今回の件について、レブロンのスポークスマンは次の声明を発表している。「昨日、ブロニー・ジェームズは心肺停止を起こしました。医療スタッフがブロニーを治療し、彼を病院に搬送しました。今、彼の容態は安定しており、ICU(集中治療室)から出ています。私たちはジェームズ一家のプライバシーを尊重しており、詳細な情報が分かった時にメディアにアップデートします」

「レブロンと(妻の)サバンナはUSCの医療スタッフ、アスレチック部門のスタッフの素晴らしい働きと、アスリートの安全面に対する献身的な行動に対し深い感謝とお礼を伝えたいと思っています」

なお、カリフォルニア大は生徒のプライバシー保護の観点から今回の件に対するメディアからの質問に対する回答を拒否している。

191cmのブロニーは高校最後の昨シーズンに大きく評価を上げ、最終的に『ESPN』の2023秋大学入学組のランキングで全体20位、ポイントガード部門では6位にランクインした。また、マクドナルドオールアメリカン、ナイキフープサミットといった高校世代の有望選手が集まるビッグゲームにも選出されている。

現在、ブロニーが評価されているのは主にディフェンスで、非凡なバスケットボールIQによる鋭い読みとフィジカルの強さを生かした密着マークを得意としている。最短なら2024年秋のNBAドラフトエントリーが可能となり、レブロンとのNBAでの『親子共演』の実現に注目が集まっている。だが、今はなによりも健康が優先で、彼がなるべく早く再びコートに立てることを願う。