ロペスはワシントン州のプレップスクール、桶谷はカルフォニア州のハイスクールに進学

琉球ゴールデンキングスは7月10日、ユースチームのU18に所属していたアイザイヤ・ロペスと桶谷都人が、アメリカの高校へ進学することを発表した。

キングスU18の中心選手としてプレーしたロペスは185cmのポイントガード。NCAAディビジョン1の大学への進学を見据えて、ワシントン州のエリート・プレップへ進学。ロペスはクラブを通して「とてもチャレンジングなことですが、この経験が自分自身をより良いプレーヤーにしてくれると信じています。キングスに関わる皆さま、本当にありがとうございました。私への多くへのサポートに、心から感謝いたします」とコメントしている。

170cmのシューティングガードの桶谷は、アメリカの大学進学に向けてカリフォルニア州にあるモントレーベイアカデミー高校へ進学。8月中旬まではキングスU18で活動を続ける予定になっている。桶谷は「アメリカの大学への進学とその先の目標を達成するため、現地で英語や文化を学びます。将来、NBA選手や日本を代表できるようなプレーヤーになって沖縄アリーナでプレーしたいです」とコメントしている。

琉球U18の与那嶺翼ヘッドコーチは、渡米する2人に対して次のようにコメントしている。

「ロペス選手は、1年間と短い在籍期間でしたが、チームに沢山の刺激を与えてくれました。トライアウトから加入した背景があり、その当時から自身に対するアプローチは、プロフェッショナルに近いものを感じていました。向上心が高く、闘争心あふれるタフさは、チームメイトの模範となりました。キングスユースチームで得た経験を、今後のキャリアに生かしてくれることを心より願っております。チーム一同、ゼアの活躍を沖縄から応援しています」

「桶谷選手は自慢のコミュニケーション能力と後輩からも慕われる人間力で、チームのリーダー的存在に成長し、的確なポジショニングとバスケットボールIQで、チームが求めているスタイルを遂行し続ける強さをもたらしました。海外挑戦は簡単なことではないと思いますが、桶谷選手のチャレンジャー精神があれば、きっと道を切り開いてくれると信じています」