原「価値のある選手になれるよう頑張ります」
千葉ジェッツは6月12日、二上耀、荒尾岳、原修太、ジョン・ムーニーとの契約継続を発表した。
原は187cm96kgのシューティングガード兼スモールフォワード。国士舘大4年時にアーリーエントリーで千葉Jに入団し、Bリーグ初年度からコンスタントに試合に出場。今シーズンは中心選手としてチームを牽引し、59試合中すべてで先発を務め、平均28.0分のプレータイムで10.1得点、2.6アシスト、1.8リバウンドを記録し、初のレギュラーシーズンベスト5に選出され、ベストディフェンダー賞にも輝いた。
原はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「昨シーズンはありがとうございました! いろいろな変化があったシーズンで、あれだけの結果を残すことができたのも、ブースターのみなさんのおかげです。本当にありがとうございます! 2023-24シーズンも千葉ジェッツでプレーすることが決まりました。新シーズンは、厳しい戦いが増えると思いますが、優勝するために力貸してください! 個人としても、もっとチームに貢献して価値のある選手になれるよう頑張ります。引き続きたくさんの応炎よろしくお願いします! 」
二上は190cm87kgのシューティングガード。エースとして、筑波大を2021年のインカレベスト3に導くと、昨シーズンに特別指定選手として千葉Jに入団し即戦力として出場機会を与えられた。2年目の今シーズンはハードなディフェンスや切れ味鋭いドライブが評価されてローテーション入りし、20試合に出場し、約11分のプレータイムで2.7得点、1.8リバウンドを記録。しかし、2023年1月にルーズボール争いの中で接触し、左膝前十字靭帯断裂の重傷を負い、長期離脱となった。
荒尾は198cm105kgのパワーフォワード。Bリーグ開幕を千葉Jで迎え、2018-19シーズンからの2シーズンを滋賀レイクスターズ(現滋賀レイクス)でプレーした。2020-21シーズンには広島ドラゴンフライズ、翌シーズンは仙台89ERSへ移籍し、2022-23シーズンより千葉Jへ復帰。堅実なディフェンスが持ち味で、外国籍選手を相手に身体を張った守備で千葉Jのインサイドを支えた。今シーズンは51試合に出場し、平均5.4分のプレータイムで0.2得点、0.7リバウンド、0.3アシストを記録した。
ムーニーは206cm111kgのセンター兼パワーフォワード。2020-21シーズンにオーストラリアリーグ(NBL)のパース・ワイルドキャッツでャリアをスタートさせると、チームのNBLファイナル進出に大きく貢献するとともに、オールNBLファーストチームにも選出された。2021-22シーズンに千葉Jへ加入し、オールラウンドかつ献身的なプレーでチームの大黒柱としての役割を果たし、今シーズンは54試合中52試合で先発を務め、平均29.4分のプレータイムで14.5得点、12.2リバウンド、2.4アシストを記録した。