第2クォーターに、2本のバスケット・カウントを含む9得点に成功
現地10月30日、ウィザーズがアウェーでセルティックスと対戦した。
11点を追うウィザーズは第1クォーター残り6分5秒、デニ・アブディヤに代えて八村を投入する。コートに立った八村は、アシストとオフェンスリバウンドを2本記録したが、悪い流れを変えられない。セルテッィクスのジェイレン・ブラウンにこのクォーターだけで16得点を奪われ、15-34と大量ビハインドを背負った。
第2クォーターに入ると、八村がオフェンスで存在感を見せる。残り6分51秒に、八村がシュートフェイクで相手ディフェンスを揺さぶり、リングにアタックする。体勢が崩れたルーク・コーネットに身体をぶつけ、ファウルを誘ってバスケット・カウントに成功。残り3分37秒には、ポストアップでボールを受けた八村が、デリック・ホワイトとの1on1を制して2回目となるバスケット・カウントを決める。その後のボーナススローを沈め、このクォーターだけで9得点を記録した八村を中心に、オフェンスが機能し始めたウィザーズが11点までビハインドを縮めて試合を折り返した。
後半に入ると、再びギアを上げたセルティックスの猛攻に遭い、リードを広げられてしまう。ウィザーズも、ブラッドリー・ビールのドライブからパスを受けた八村が、この日初となる3ポイントシュートを沈めるなど意地を見せる。しかし、このクォーターだけでセルティックスに7本の3ポイントシュートを許し、再びビハインドは20の大台に。その後も内外問わず得点され、反撃のきっかけをつかめずに94-112で敗れ、今シーズン初の連敗を喫した。
八村は二度のバスケット・カウントと3ポイントシュート1本成功を含む13得点を挙げ、5試合連続で2桁得点を超えた。また、ベンチメンバーで最長となる22分のプレータイムで9リバウンド3アシスト1ブロックと高い数字を残している。