アル・ホーフォード

第5戦に向け「全神経を集中させる」

現地6月10日に行われたウォリアーズvsセルティックスのNBAファイナル第4戦は、ステフィン・カリーが第4クォーター終盤にタフショットを成功させてリードを広げたウォリアーズが、107-97で勝利した。

セルティックスのベテラン、アル・ホーフォードはオフェンスが停滞し、無得点だった第4クォーター残り5分18秒からの約3分半について「ポゼッションを得られて当然のような感じだったし、これまでの試合と同じようにオフェンスを実行できなかった。こんなことをしていてはダメ。試合終盤にもっと良いプレーが必要。チームとして、集中してやらないといけない」と振り返った。

シリーズ戦績こそ2勝2敗のイーブンに戻っただけだが、クラッチタイムにエースのカリーの活躍で勝利を手にしたウォリアーズがこのまま勢いに乗ってしまう可能性はある。その雰囲気を感じ取っているホーフォードも「ウチは、追い詰められた時こそ力を発揮する」と語った。「やり返さないといけない。とても大変なチャレンジだけど、やらないといけない。繰り返しになるようだけど、今日の試合映像を見直して、改善点を探る」

「シーズンを通してのことだけど、ウチは落胆するような結果になってしまった後から立ち直ってきた。これも以前話したことだけど、試合に勝つのは簡単ではない。大変なことなんだ。それでもやってみせる。今もチームとして成長できている。この試練を受け入れて、成長できるチャンスでもある」

勝った方が王手をかける第5戦へのアプローチ方法について聞かれたホーフォードは「全神経を集中させる」と答えた。「今は第5戦のことしか考えていない。土曜にサンフランシスコに移動して、きっと試合映像の分析をやる。それから準備を始めて、月曜の試合に臨む。全エネルギー、全神経を集中させる。そういうアプローチで試合に臨む」