アル・ホーフォード

ドミニカ共和国出身としてファイナルに出場する初の選手に

セルティックスのアル・ホーフォードは、ヒートとのプレーオフ東カンファレンスファイナル第7戦に勝利した後、コートに膝をついてフロアを叩いて喜びを表現した。

2007年のNBAドラフト全体3位でホークスから指名されたホーフォードは、ホークス、セルティックス、セブンティシクサーズ、サンダーと渡り歩いて今シーズンからセルティックスに復帰し、キャリア15年目にしてようやくNBAファイナル行きの切符を掴んだ。

ホーフォードは「これまで素晴らしいチームの一員でいられて、素晴らしいチームメートにも恵まれた。このグループを誇りに思う」と東カンファレンスファイナル後に語った。「このチームのみんなと一緒にいられるのは特別なことだし、みんなの力になれて、このグループの一員でいられるのも特別なこと。今のポジションにいられて本当に感謝している」

ドミニカ共和国出身の選手として初めてファイナルに出場するホーフォードは「家族も喜んでくれている」と続けた。「ここはマイアミで、ドミニカ共和国に近い。家族も喜んでくれているだろうし、みんなが試合を見てくれている。国中が見てくれていて、今日の試合も会場で見てくれていたと思う。みんなから写真を送ってもらっていたし、みんなも試合に向けて気持ちを整えていた」

一緒に会見に出席したジェイレン・ブラウンも「彼のエネルギー、姿勢、日々の身体のケアをしっかりこなすプロとしての姿勢、リーダーとして立ち振る舞うベテラン、メンター、兄のような存在の彼とこの瞬間を分かち合うことができてうれしい」とホーフォードを称えた。

キャリア初優勝で今シーズンを締めくくるためにも、ホーフォードはあと4勝を挙げるため全力を尽くす。