八村塁

デローザンに最終クォーターだけで14得点を奪われて失速

現地3月29日、ウィザーズがホームでブルズと対戦した。

ウィザーズの2点ビハインドで第4クォーターを迎えたように試合は接戦となった。しかし、勝負強いデマー・デローザンに最終クォーターだけで14得点を奪われ、突き放されたウィザーズは最終スコア94-107に敗れた。

前節のウォリアーズ戦ではチームで28本中16本の3ポイントシュートを成功させた(57.1%)が、この試合では26本中わずか6本の成功(23.1%)と低調に終わったことも響いた。

その中で八村塁は3本中2本の3ポイントシュートを沈めて安定したシュート力を披露した。さらに合わせからのランニングプレーやフェイダウェイにミドルシュートなど、多彩なフィニッシュの仕方で得点を量産。フィールドゴール10本中8本を成功させてチームハイ、そしてシーズンハイとなる21得点を記録した。

連勝が2でストップしたウィザーズは東カンファレンス12位のまま変わらず、プレーイン・トーナメント進出圏内のホークスと6ゲーム差と、厳しい状況が続いている。それでもプレーイン・トーナメント進出の可能性は絶たれていないため、シーズンハイを更新した八村が勢いを継続し、逆転でのポストシーズン出場を叶えてほしい。