『勝負の3年目』に飛躍を誓う大阪エヴェッサ根来新之助「チーム一丸のプレーを」

2018/10/02
Bリーグ&国内
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根来新之助

文=鈴木栄一 写真=鈴木栄一、B.LEAGUE

Bリーグになってからの過去2年間、大阪エヴェッサはチャンピオンシップ、残留プレーオフともに出場していない位置でシーズンを終えている。当然、チームとしてはこの位置に甘んじるわけにはいかない。チーム初のチャンピオンシップ出場をノルマに掲げて開幕を迎えようとしている今、昨シーズンに続きキャプテンを務める根来新之助に意気込みを聞いた。

「サイズは大阪の大きな強みになると思います」

──今シーズンのチームについて、現段階でどのような印象を持っていますか?

Bリーグ1年目にプレーしていた(ジョシュ)ハレルソンが、渋谷から復帰しました。また昨シーズンも途中から合流したX(エクゼビア・ギブソン)も残っています。日本人選手も昨シーズンからメンバーはほとんど変わっていません。みんな仲が良いですし、互いにどういうプレーが好きか、それぞれの長所、短所を分かっているのが強みになると思っています。

──アシスタントコーチからの昇格となる穂坂健祐ヘッドコーチの下、今シーズンの大阪はどういうバスケットスタイルを志向していますか?

オールコートで前から当たっていく激しいディフェンスからゲームを組み立ていくことを目標に掲げています。穂坂ヘッドコーチは意思表示がとても明確です。ディフェンスの守り方、オフェンスもどういったことをしてほしいのか、それぞれにしっかり伝えてくれています。そういった意味で、チームとしてどういう約束事でバスケットしていくかが分かりやすいので、ヘッドコーチの目指すスタイルを表現しやすいと思います。

──ギブソン、ハレルソンのツインタワーに加え、帰化選手のファイ・パプ月瑠が加入しました。新ルールの下、このサイズは大阪の大きな強みになると思います。

インサイドが強いとゲーム運びが安定します。ハレルソンのリバウンド力はチームにとって大きなプラス材料だと思います。パプもしっかり走って、リバウンドで頑張ってくれるなどハッスルする選手です。Xも加えたインサイド陣だけでなく、2番、3番ポジションに熊谷(尚也)、藤髙(宗一郎)もいて、平均身長がとても高いチームになりました。昨シーズンは苦戦したリバウンドをしっかり取ることでチームの流れが良くなっていくはずです。

ゴール下での得点も含め、そこはチームの強みにしていきたいです。さらに先ほども言いましたが、今年はオールコートでディフェンスをするチームになったので、守備のタフさについても見てもらいたいと思います。

根来新之助

2年連続キャプテンは「リベンジのチャンス」

──根来選手としては、どういうプレーでチームに貢献をしていきたいですか?

レギュレーション変更によって、ディフェンスする相手が帰化選手だったり外国籍選手になることが多くなると思います。そこで身体を張ったプレーをして、3ポイントシュートなどで貢献したいです。あとは出場していない時もキャプテンとしてチームを盛り上げて、悪い流れを断ち切るための行動をしていくことを意識しています。また、これまでの4番ポジションだけでなく、3番でもプレーすることに挑戦していきたいです。

──最低でもチャンピオンシップに進出しなければいけないシーズンになります。キャプテンとして、そこに対する思いを聞かせてください。

昨シーズンは人生で初めてキャプテンやらせてもらいましたが、そこで残留プレーオフに行く可能性がある状態になってしまったのがとても悔しかったです。だからこそ、もう一回キャプテンやらせてもらえることになって、とてもうれしかったですし、リベンジをさせてもらえるチャンスと思っています。

チャンピオンシップには絶対に行かなければいけないと使命感しかないです。大阪の一員としてリーグ優勝を達成したいと思っていますが、まずはチャンピオンシップ進出が最低条件かなと思っています。

──チャンピオンシップ進出のために、特に何を改善する必要があると感じていますか。

一つの目標に向かって、みんなが同じ方向を見て戦うことを大事にしたいです。それぞれが違う方向に向いてしまうと、チームとして上手くまとまらない。本当にそういうところが一番重要だと僕は思っていますが、この部分について昨シーズンの自分はやり尽くせていませんでした。

「あの時こうしていれば」という改善点はあったので、今年こそはそういった点を修正し、ヘッドコーチの下、みんなで同じ方向に進んでいくようなチームにしていきたいです。

──勝負の3年目に向けて、最後に意気込みをお願いします。

残留したメンバーはみんな、昨シーズンのリベンジに燃えています。開幕に向けて各々がしっかり準備はできていると思っています。そしてファンの皆さんに一緒に戦ってもらえる、皆さんに愛してもらえるようなチームにしていきたいです。実際に試合を見ていただければ、大阪エヴェッサの良さを分かってもらえると思うので、是非とも会場に来てください!