サンロッカーズ渋谷

取材・写真=丸山素行 提供=ソフトバンク株式会社

公認ショップがオフコートの選手と出会える貴重な場に

開幕を今週末に控え、渋谷をホームタウンとするサンロッカーズ渋谷が、選手総動員でファンイベントを実施した。

キャプテンの満原優樹とロバート・サクレの『ビッグマンコンビ』がSHIBUYA TSUTAYAでスペシャルトークショー&サイン会を実施したかと思えば、清水太志郎、伊藤駿、広瀬健太の『バックコートトリオ』がBリーグ公認ショップのソフトバンク代々木店でビンゴ大会を行った。

こちらも公認ショップのソフトバンク渋谷明治通り店には、ファイ・サンバ、マーカリ・サンダース・フリソン、杉浦佑成、長谷川智也、山内盛久と5人もの選手が集結し、ファンとの交流を図った。

渋谷明治通り店ではトークショーが行われ、「一番怖いコーチは?」など、普段聞けない裏話を披露。「コーチたちは怒ることも仕事の一つであり、怖い人はいない」とサンバが真面目な一面をのぞかせれば、ある選手はここだけの話として本音を語った(内容はイベントに参加したファンだけで共有したい)。そうしたリアルな受け答えもこうしたイベントの醍醐味だ。

また選手との記念撮影を懸けたシュートチャレンジも実施。見本として長谷川、杉浦の2選手が挑戦するも、ボールの大きさの違いもあって失敗。そんな難易度の高いシュートチャレンジだったが、見事2人のファンが成功させ、選手との撮影権をゲットした。

雨にもかかわらず、たくさんのファンがイベントに集まったことを受け、「いろんな人の応援が僕たちを支えてくれてるんだなと実感することができました」と、杉浦はあらためてファンの存在の大きさを感じた様子。長いシーズンに向けて、あらためてパワーをもらったようだ。

SR渋谷は今週末にアリーナ立川立飛でアルバルク東京と開幕戦を戦い、そして10月13日にホーム開幕戦を迎える。当日はこの日のようなオフコートの笑顔ではなく、勝負師としての真剣な表情が見れるはず。イベント参加はそうしたギャップを楽しむ上でも貴重な機会となった。