「5年後には間違いなく、ファイナルに行けると思う」
2020年のドラフト全体1位指名でティンバーウルブズに加わったアンソニー・エドワーズは、キャリア2年目の今シーズンも素晴らしい活躍を見せている。
惜しくも新人王は逃したものの、昨シーズンは72試合(先発55試合)に出場して平均19.3得点、4.7リバウンド、2.9アシストを記録し、2020-21NBAオールルーキー・ファーストチームに選出され、ドラフト全体1位指名の実力を証明してみせた。また、レブロン・ジェームズ、ブレイク・グリフィン、ルカ・ドンチッチに次いで、NBAキャリア最初の100試合で2000得点、400リバウンド、300アシスト以上を記録した史上4人目の選手となった。
そして、今シーズンは出場した44試合すべてで先発を務め、平均22.7得点、5.1リバウンド、3.7アシストを記録して、チームを牽引。昨シーズンのウルブズはわずか23勝に留まったが、今シーズンはすでに昨シーズンを上回る25勝を挙げている。
そんなエドワーズは「5年後にはリーグの顔になりたい」と『Bleacher Report』に目標を語った。「僕はオールスターになりたいし、プレーオフでファーストラウンドを突破したい。5年後にはリーグの顔になりたいんだ。それまでにMVPを2回ぐらい取って、リングも取りたい。5年後には間違いなく、ファイナルに行けると思う」
エドワーズは自信に満ちた表情で目標を語ったが、ウルブズが西カンファレンス決勝に進出したのは、これまでに一度しかない。また、ウルブズの歴史の中でMVPを獲得したことがあるのはケビン・ガーネットだけだ。エドワーズがこの目標を達成し、ウルブズの歴史に名を刻むことができるか、今後も注目だ。