ダリアス・ガーランド

シュートタッチに苦しむも「ボールに食らい付くことで勝てた」

現地1月22日に行われたサンダーvsキャバリアーズの一戦は、ダリアス・ガーランドが23得点11アシスト、エバン・モーブリーが15得点にキャリアハイの17リバウンド、ジャレット・アレンが14得点13リバウンドを記録し、キャブズが94-87で勝利した。

キャブズは前半終了までに47-37として試合をコントロールできるかと思われたが、サンダーに反撃を許して第3クォーター序盤に1ポゼッション差とされてしまう。ラウリ・マルカネンが足首を痛めてプレーを続けられなくなるアクシデントも起きた。しかし、ガーランドとモーブリーを中心に主導権を取り返して勝負を決めた。

モーブリーは試合後のインタビューで「ウチは食らい付いて戦うチーム。それが僕たちのモットーだ」とコメント。勝つには勝ったが、試合を通して27本中21本の3ポイントシュートを外し、フリースローも35本中18本しか成功させられず苦しんだ試合について、モーブリーは「ボールに食らい付くことで勝てた」と振り返っている。

直近7試合で6勝のキャブズは、28勝19敗で東カンファレンス5位につけている。首位から5位までわずか2ゲーム差という大混戦で、ここから調子を上げることができればさらに上位も見えてくる。それだけに、ヘッドコーチのJ.B.ビッカースタッフは「勝つには勝ったが、今日のようなプレーではダメだ。良いプレーはできなかった」と苦言を呈した。

5試合続けて20得点超えのガーランドは「自分たちが狙われる番」と、最近の試合で感じ取っている変化を語る。

「どのチームも僕たちに勝とうと思って向かってくるから、48分を通して戦い続けないといけない。コーチは試合後にそのことを伝えてくれた。今日は停滞してしまった時間帯があったから」