
オランダ戦で高橋芙由子が12得点の活躍で日本を牽引
『FIBA 3×3 ワールドカップ 2025』が6月23日に開幕し、2日目に登場した3×3女子日本代表(世界ランキング15位)は初日を2連勝で終えて2勝0敗でPOOL B 1位となった。
予選は5チームの総当たりで、POOL Bはオランダ、アメリカ、チェコ共和国、チリ、日本となっており、予選1位は決勝トーナメントへ進出し、2位と3位はプレーイントーナメントに回ることとなる。
日本はPOOL Bの初戦で世界ランキング2位のオランダと激突。平均身長で日本を9.5cm上回るオランダのワンサイドゲームも予想されたが、日本は機動力と2ポイントで圧倒。中でもエースの高橋芙由子がフリースローを6本すべて成功させ12得点の活躍。オランダのポストアップに対してはプレッシャーをかけ、オフェンスファウルを誘発させるなど攻守に渡り輝きを放ち21-16でKO勝利した。
2戦目は世界ランキング17位のチリと対戦し、序盤は195cmのジオマラ・モリソンのインサイドの攻撃を許しビハインドを背負うも、この試合も足を生かしたプレーで流れをつかむ。残り5分で高橋芙由子が起死回生の鋭いドライブインを成功させバスケット・カウントを獲得。このフリースローを2本とも沈め一気に流れをつかみ、終盤は高橋未来の2ポイントで追い込むと、最後は桂葵がフリースローを決め21-12で2試合連続となるKO勝利で大会初日を終えた。
予選POOLは残すとこあと2試合。6月26日には世界ランキング上位のアメリカとチェコ戦が控えている。残り2試合を連勝で終えれば文句なしの1位通過で決勝トーナメントへ。日本女子らしい機動力を生かして首位通過なるか期待がかかる。
予選プール最終戦
6月26日(木)
12:50〜 vs アメリカ
14:40〜 vs チェコ