今シーズンは東アジアスーパーリーグで優勝

広島ドラゴンフライズは5月20日、寺嶋良山崎稜ドウェイン・エバンスを含む10名と2025-26シーズンの継続契約を発表した。多くの選手が複数年契約を結んでおり、同時期のリリースとなった。

東京都出身、現在27歳の寺嶋は175cm77kgのポイントガード。東海大在学時に京都ハンナリーズとプロ契約を締結。2021-22シーズンに広島に加入。クイックネスが大きな持ち味で2021年には日本代表候補にも選出されている。今シーズンはケガから復帰し、平均19.15分のプレータイムで6.2得点、1.6リバウンド、2.7アシストを記録した。

アメリカ出身、現在33歳のエバンスは201cm104kgのスモールフォワード兼パワーフォワード。セントルイス大を経て2015年にドイツのチームでキャリアをスタートさせ、2020-21シーズンに琉球ゴールデンキングスに加入。2022-23シーズンから広島に移籍し、今シーズンは50試合の出場で全てに先発を務め、平均28.33分のプレータイムで16.7得点、7.3リバウンド、4.5アシストを記録し、昨シーズンよりアシストを1本以上増やした。

埼玉県出身、現在32歳の山崎は183cm80kgのシューティングガード。タコマ・コミュニティ大を経てBリーグ初年度では富山グラウジーズでプレーし、2017-18シーズンから栃木ブレックス(現・宇都宮ブレックス)に所属。2020-21シーズンに群馬クレインサンダーズに移籍し、2023-24シーズンより広島へ加入。昨シーズンはチャンピオンシップで大車輪の活躍をしたのが真新しい。今シーズンは60試合全試合で先発を務め、平均23.43分のプレータイムで8.0得点、3ポイントシュート成功確率は40.2%、フリースロー成功確率は88.5%を記録した。

契約に際して3名はクラブを通じて「ケガからの復帰で助けられたシーズンだったので来シーズンは恩返しがしたい」(寺嶋)、「優勝に向けて戦えることにワクワクしています」(エヴァンス)、「日本人選手最年長として自己犠牲をいとわず献身性を持って戦う」(山崎)とコメントしている。

今回の発表で契約を締結した選手は以下の通り。
寺嶋良(PG/175cm/77kg)
市川真人(P F・C/206cm/106kg)
ロバーツ ケイン(PG・SG/187cm/81kg)
上澤俊喜(PG/176cm/77kg)
中村拓人(PG/184cm/79kg)
ドウェイン・エバンス(SF・PF/201cm/104kg)
渡部琉(SF/193cm/88kg)
ニック・メイヨ(PF・C/206cm/113kg)
山崎稜(SG/183cm/80kg)
三谷桂司朗(SF/191cm/95kg)