チームカルチャーを確立し、さらなる高みへ

岩手ビッグブルズは5月19日、鈴木裕紀ヘッドコーチと2025-26シーズンの契約を締結したことを発表した。

神奈川県出身、現在47歳の鈴木は日本体育大を卒業後、新潟アルビレックス(現・新潟アルビレックスBB)に入団。2011年にbjリーグの大分ヒートデビルズで選手キャリアを終え、同チームのヘッドコーチとしてコーチングキャリアをスタートさせた。金沢武士団や島根スサノオマジックでヘッドコーチを歴任した後、2022-23シーズンから岩手ビッグブルズに加入し、チームアナリストを経てヘッドコーチに昇格していた。

今シーズンはB3リーグレギュラーシーズン4位でプレーオフに進出。レギュラーシーズン1位の横浜エクセレンスにセミファイナルズで敗れたが、B2昇格をかけた3位決定戦で新潟アルビレックスBBを撃破し、昇格を勝ち取った。

鈴木は「来シーズンはB2に上がりタフな試合が多くなる」と覚悟をみせ、「岩手らしい『全員バスケ』で毎試合感動と興奮をお届け出来るよう頑張っていきます」と意気込みを語った。そして、水野哲志社長も「岩手らしいバスケを確立した3年間を経て、さらに高みを目指すために大切な1年間になる」とコメントしている。