球宴ブレーク前の時点でリーグ2位の平均29.9得点をマーク
セルティックスのエースに成長したアイザイア・トーマスは、今シーズンの個人目標にNBA得点王を掲げている。オールスターブレーク前の最後の試合となった2月16日のブルズ戦で29得点を記録したトーマスは、現在リーグ2位の平均29.9得点をマーク。平均31.1得点を記録してトップを走るサンダーのラッセル・ウェストブルックは目と鼻の先にいる。
今シーズンのトーマスは飛ぶ鳥を落とす勢いそのもので、ブルズ戦での29得点を含め球団新記録となる41試合連続20得点超えを達成。
Isaiah Thomas makes history! He just became the first Celtics player ever to score 20 or more in 41 straight games, passing John Havlicek. pic.twitter.com/SvtnmEXxrV
— Boston Celtics (@celtics) February 17, 2017
1シーズンの平均得点でも、ラリー・バードが1987-88シーズンに記録したセルティックス史上最多の29.9得点に並んでいる。このままのペースで得点を量産すれば、年間の平均得点でも球団新記録樹立は間違いない。
トーマスは得点王争いについて「ウェストブルックを抜くのが目標。得点王になれると思っている。自信はあるよ」と語った。
トーマスの急成長もさることながら、得点王を争うウェストブルックのペースも半端ではない。オールスターブレークまでの57試合に出場してトリプル・ダブルを27回達成、平均31.1得点、10.5リバウンド、10.1アシストの『平均トリプル・ダブル』を今もキープしている。
2月19日にニューオーリンズのスムージー・キング・センターで開催されるNBAオールスター2017でも顔を合わせる両選手の他、現在リーグ3位の平均29.2得点を記録しているロケッツのジェームズ・ハーデンを加えた得点王争いにも注目したい