クリス・ポール

「ウチにはチームカルチャーが浸透していて、優れたシステムもある」

リーグ首位のサンズは、現地1月6日にホームでクリッパーズと対戦し、クリス・ポールがキャリアハイとなる13リバウンドを含むトリプル・ダブル(14得点13リバウンド10アシスト)、ジェイレン・スミスが19得点14リバウンド、キャメロン・ジョンソンがキャリアハイとなる24得点に加えて7リバウンドを記録してチームを引っ張り、106-89で勝利した。

ディアンドレ・エイトン、ジェイ・クラウダー、ジャベール・マギーがコンディションの問題で欠場し、ランドリー・シャメット、アブデル・ネイダーも健康安全プロトコル入りしているためプレーできなかったものの、サンズは全員で離脱者の穴を埋め、シーズンハイとなる63リバウンドを記録。これで3連勝をマークしたサンズは、シーズン30勝(8敗)一番乗りを果たした。

ポールは「今は全チームに離脱者が出ている。ステップアップしてくれた選手に感謝しないといけないね。彼らのおかげで試合ができる。ウチにはチームカルチャーが浸透していて、優れたシステムもある。コーチが素晴らしい仕事をしてくれている。それに、穴を埋めてくれる選手もいる」と試合後のインタビューで語った。

プロトコル入りする選手が後を絶たない中、各チームはフリーエージェント選手と10日間契約を結び、試合開催に必要な8選手を確保しようと努力している。試合数の多いNBAでは、シーズン開幕後に十分なチーム練習の時間が取れないことも多い。つまり、健康安全プロトコルの影響により急遽加わった選手たちの大半は、ぶっつけ本番に近い形でプレーしている。

ポールは、先週サンズと今シーズン終了までの契約を結んだビスマック・ビオンボについて聞かれると「準備を整えてくれていることに感謝している」と答えた。「彼らがいるから試合ができる。ビズ(ビオンボ)もシーズン終了までウチでやることになった。今はみんなで難局を乗り切ろうとしている」