ケビン・ラブも5試合連続20得点超え
現地1月2日に行われたペイサーズvsキャバリアーズの一戦は、新人のエバン・モーブリーが24得点9リバウンド4アシスト、ジャレット・アレンもダブル・ダブル(18得点11リバウンド)の活躍を見せ、キャブズが108-104で勝利して連敗を3で止めた。
司令塔リッキー・ルビオが左膝前十字靭帯を断裂してシーズン終了となり、急ぎレイカーズからラジョン・ロンドを獲得するなど慌ただしい年末年始を送ったキャブズだったが、この日はルーキーがチームに勝利をもたらした。
試合後の会見で「日に日に成長できていると思うし、勉強させてもらっている」と語ったモーブリーは、健康安全プロトコルによる離脱者が出ている影響もあって「自分がもっとアグレッシブにやらないといけない」と頼もしいコメントを残している。
自身もプロトコル入りしていたモーブリーは「このくらいのことはやれる。意識次第で前進することも後退することもあるけど、コロナの影響で落ち着いて考える時間を取ることができ、自宅で試合映像を見て学ぶ時間もあった」と語った。
ビッグマンのアレンはモーブリーの才能に感心し、日頃から背中を押し続けているという。ペイサーズ戦後、アレンは「彼がアグレッシブにプレーしてくれれば、今日のような難しい試合でも戦い続けることができる」とルーキーを称賛した。
ベンチから20得点8リバウンド4アシストを記録したケビン・ラブは、直近5試合続けて20得点超えと好調をキープ。彼は試合後のインタビューで「リッキーのケガがあってチーム全員が落ち込んだけど、僕たちは戦い続けないといけない」と、レギュラーシーズン後半戦に向けた決意を語った。
「個人的には、昨シーズンはケガもあって自分らしいプレーができなかった。それでもチームメート、コーチは僕をずっと信頼してくれている。チームの若手が成長する姿を見られるのはうれしいものだ。これからもステップアップしてやらないといけないし、僕もチームメートが成功を収められるように協力したい」