ラプターズ

渡邊雄太は17分の出場で7得点2リバウンド

現地12月5日に行われたウィザーズvsラプターズの一戦は、先発とセカンドユニットが噛み合ったラプターズが102-90で勝利した。

ラプターズはパスカル・シアカムが31得点、スコッティ・バーンズが11得点、フレッド・バンブリートが10得点を記録。試合序盤からディフェンスへの意識が高かったラプターズは、第1クォーターのウィザーズをフィールドゴール22本中5本に封じてペースをつかみ、その後もコントロールし続けた。ラプターズは、ここ3試合続けて失点を100未満に抑えるなど、目に見えてディフェンスが改善されている。

シアカムも「ウチには7フッターの選手はいないけど、複数のポジションをこなせて、守備に優れている選手が揃っている。あとは、毎試合でエネルギッシュにプレーするだけ」と語り、守備に手応えを感じている。

ラプターズは先発だけではなく、クリス・ブーシェイが14得点6リバウンド、渡邊雄太が7得点2リバウンド、スビ・ミハイリュクが5得点4リバウンド、ダラーノ・バントンが5得点6アシストを記録するなど、この日はセカンドユニットの奮闘も目立った。

ヘッドコーチのニック・ナースも、渡邊らセカンドユニットの活躍について「先発よりもチームに力を与えてくれたかもしれない」と称えている。「今日のようなプレーをベンチ陣に求めている。チーム全体で良い守備をして勝てた。ファーストユニットは強い絆で繋がっていて、セカンドユニットもその恩恵を強く受けている」

「セカンドユニットの全員がカバレージに集中していたし、試合中も声を出してコミュニケーションをしっかり取っていた。彼らが素晴らしいエネルギーをチームにもたらしてくれたんだ」