トレイ・ヤング

フリースローの獲得本数は昨シーズンから半減

NBAは今シーズンからファウルを誘うプレーに対する判定基準を変更した。そして、その影響を大きく受けると見られていたホークスのトレイ・ヤングが早速問題に直面した。

29日に行われたウィザーズ戦の第2クォーター残り6分41秒、ハウル・ネトにドライブを仕掛けたヤングは接触を受けながらシュートを放つも、ファウルコールは鳴らずにシュートをミス。この判定に不服なヤングはレフェリーのベン・テイラーに故意に接触し、テクニカルファウルをコールされた。そして、NBAはヤングの行為を問題視し、1万5000ドル(約170万円)の罰金処分を下した。

ヤングは111-122で敗れた試合後、「ミスコールがたくさんあった」とオフィシャル批判とも取れる発言をしたが、罰金の対象はレフェリーとの接触のみとなっている。

ヤングはここまで5試合を終えて、平均24.2得点10.0アシストを記録し、昨シーズンとほぼ同等のスタッツを残している。ルール変更の影響は小さいように思えるが、フリースローの獲得数は8.7から4.4と半減している。ヤングにはルール変更へのアジャストとともに、メンタルのコントロールも求められる。