バイスキャプテンには渡邉裕規が就任
宇都宮ブレックスは今日、2021-22シーズンのキャプテンに田臥勇太が、バイスキャプテンに渡邉裕規が就任したことを発表した。
田臥は173cmのポイントガード。能代工時代に史上初の高校『9冠』を達成し、2004年にはサンズの開幕ロスターに残り、日本人初のNBAプレーヤーとなった。海外挑戦を終え、2008-09シーズンからリンク栃木ブレックスに加入し、新シーズンで在籍14シーズン目を迎える。
2016年にはチームをBリーグ初代王者に導いたが、2018年からはケガに苦しみ、昨シーズンは30試合に出場して、平均プレータイムは3.3分に留まった。それでも、ベンチから味方を鼓舞してチームに活力を与えるなど、宇都宮にとって田臥の存在は大きい。
田臥はクラブを通じて、次のコメントを発表している。「2021-22シーズンもキャプテンを務めさせていただきます。昨シーズン、悔しい想いをしたメンバーもたくさんいるので、その悔しさを晴らせるように、そして新しく加入したメンバーもいるので、昨シーズンの良い部分は継続して、新しい力を加えて、今シーズンのブレックスをみんなで創っていきたいと思います。ファンの方と一緒にファンの方々に応援したいと思ってもらえるようなチームを全員で創っていきたいと思います。2021-22シーズンもよろしくお願いします」
バイスキャプテンの渡邉もクラブを通じて「昨シーズンから変わらないメンバーも多く、優勝した経験をしている選手もいますし、ブレックスで長くプレーしている経験を持つ選手もいるので、新たなメンバーに『ブレックスはどうあるべきか』、『どういうチームであるべきか』をしっかりと吹き込んでいけるようにしていきたいです」と意気込みを語っている。
宇都宮は10月1日、2日の開幕戦でホームに群馬クレインサンダーズを迎え、2021-22シーズンの幕を開ける。