オリンピックの選手村では錦織圭と遭遇
9月10日に発売されるNBA公認バスケットボールゲーム『NBA 2K』シリーズの最新作『NBA 2K22』の日本限定版デザイン発表会が今日行われた。
日本限定版特別バージョンのカバーを飾るのは、2019年に日本人として初めてNBAドラフト1巡目指名を受け、日本人選手として初のプレーオフ進出を果たしたウィザーズの八村塁だ。
発表会には八村も登壇し、自身が表紙になった『NBA 2K22』のパッケージを見て「僕の顔とこの動きが良いですね」とうれしそうに語った。
そして話題は『NBA 2K22』だけでなく、先日まで行われていた東京オリンピックのこととなり、MCから開会式での旗手の感想を聞かれると「今回から2人で旗手をやることになったんですけど、もう一人の子が僕の身長の半分ぐらいで、どうやって持つのか分からなくて。一度一緒に持ったんですけどあまりものできなかったので、半分半分で交代して持つことになりました」と笑顔で開会式の裏話を明かした。
また、世界中のトップアスリートが集うオリンピックということもあり、「会えてうれしかった人は?」と問われるとテニスプレーヤーの錦織圭を挙げた。
「錦織さんと何回かお話はしたことがありましたが面識はなくて、選手村の日本選手団が泊まっているアパート内でバッタリ会って少し話せて良かったです。でも2人ともなぜか緊張していて、周りの人たちからも『何でそんな感じなんだ?』みたいみ言われて。相手も敬語で来て、僕もどう対応したら良いか分からなかったです(笑)」
「中学の時に『もし僕がカバーになったら』みたいな話をしていた」
イベントでは特別ゲストの『宣伝隊長オリジナルキャラクター』も登壇し、八村がその場で命名することに。名前は『2K(ツケ)ムラくん』、『2K(ニケ)ムラくん』、『ハッチくん』の3つの中から選ぶことになり、日本語読みの『2K(ニケ)ムラくん』と命名。そのまま『パッケージ表紙の再現チャレンジ!』企画も行われた。
そして八村自身も幼い頃から『NBA2K』をやっていたこともあり、表紙を飾ったうれしさをあらためて語った。「僕も小さい頃から2Kをやっていて、こうやって日本のカバーになれたことはすごくうれしいです。友達に教えてもらって2Kをやったので、その友達もすごく喜んでくれていると思いますし、中学の時に『もし僕がカバーになったら』みたいな話をしていたので、今それが現実になってすごくうれしいです」
『NBA2K 2K22』のグローバル版のカバー選手には、NBAオールスターにも2度選手されたルカ・ドンチッチが登場。NBAに多大な影響を与え、バスケットボールそのものを変えたビッグマンであるカリーム・アブドゥル・ジャバー、ダーク・ノヴィツキー、ケビン・デュラントの3名がNBA75周年記念エディションのカバーを飾っている。すべてのバージョンが2021年9月10日(金)に発売予定だ。