内外から得点できるスコアラーとしての輝きを取り戻す
信州ブレイブウォリアーズが189cm80kgのポイントガード兼シューティングガード、岡田侑大を獲得した。
拓殖大を退学してシーホース三河に入団した岡田は、持ち味であるオフェンス力を発揮して2018-19シーズンの新人王に輝いた。飛躍が期待された翌シーズンは数字を落とし、チームも勝てない日々が続き、オフに富山グラウジーズへ移籍した。
富山ではベンチの得点源から先発へと役割を変え、出場した57試合中22試合に先発。平均22.3分のプレータイムで9.7得点2.0アシストを記録し、3ポイントシュート成功率もキャリアハイとなる43.8%という数字を残した。
3月6日の千葉ジェッツ戦ではキャリアハイを更新する29得点を記録。個で打開できる数少ない日本人スコアラーとしての地位を確立し、富山の2度目のチャンピオンシップ出場に大きく貢献した。
その岡田が信州へと新天地を求めた。信州は昇格1年目から『B1の壁』を乗り越えて20勝を挙げており、B1の環境に慣れた新シーズンはさらなる飛躍が期待される。ここに加わることとなった岡田は、クラブのリリースで以下のコメントを発表している。
「勝久マイケルヘッドコーチ率いる『日本一』を目指すチームでプレー出来ることを心より感謝しています。自分自身のテーマに『挑戦』を掲げ、チームと共に成長し、貢献できるよう日々の練習を大切にして行きます。コロナ禍で大変ですが、バスケットボールができることに感謝し、ファンの皆様の活力になれるよう全力で頑張ります」