41得点のテリー・ロジアーを称賛「いつでも点を決められる」
現地2月12日にティンバーウルブズと対戦したホーネッツは、テリー・ロジアーが10本中6本の3ポイントシュートを含む41得点、先発出場のラメロ・ボールも20得点11リバウンドのダブル・ダブルを記録し、120-114で勝利した。
この日は2020年のドラフト全体1位指名のアンソニー・エドワーズと3位指名のラメロによる対戦ということで、試合前から2人には注目が集まった。しかし、チームの勝利に貢献することだけを考えているラメロは「特に何も意識していなかった」と試合後に語った。「いつものように、試合に出ればベストを尽くすだけ。今日もこれまでの試合と何も変わらなかった。もちろんアンソニーは素晴らしい選手だし、良いマッチアップだった。でも、まずはチームが勝てて良かった」
もっとも、この日のヒーローとなったのは41得点を挙げたNBA6年目のテリー・ロジアーだ。1ポゼッション差で迎えた第4クォーター残り2分から3ポイントシュート2本成功を含む10得点と驚異的な勝負強さを見せている。そのロジアーについてラメロは「彼とプレーできるのは光栄なこと。彼はいつでも点を決められるし、常に準備を整えている。彼とのプレーは本当に楽しい」と称えた。
NBA1年目から実力を発揮しているラメロは、プレーからも、コメントからも新人離れした落ち着きが感じられる。本人は「自分自身のままやれている。コートに立てば良いプレーができると思っていて、結果がどうなろうとベストを尽くすだけだから」と語った。
ヨーロッパとオーストラリアでプロ経験を積んでからNBAデビューを果たしたとはいえ、ラメロからはベテランの風格さえ感じられる。後半戦の新人王争いも、彼を中心に進んでいきそうだ。