「きっとシーズンMVPを受賞する」
レイカーズは現地2月10日にホームでサンダーと対戦し、オーバータイムの末に114-113で勝利した。
直近3試合続けて延長戦を制して、6連勝となったレイカーズはシーズン20勝に到達。アンソニー・デイビス(アキレス腱)、アレックス・カルーソ(手)が負傷欠場となったが、この日も勝負どころで違いを生み出したのはキャリア18年目のレブロン・ジェームズだった。
レイカーズの1点リードで迎えたオーバータイム残り3.3秒、レブロンはサンダーのケンリッチ・ウィリアムズが出したインバウンドパスをスティールし時間を消費させ、レイカーズがリードを死守。レブロンは41分3秒のプレータイムで25得点6リバウンド7アシスト2スティールを記録して勝利を引き寄せた。ヘッドコーチのフランク・ボーゲルは「彼はきっと今シーズンのMVPに選ばれるだろう」と称賛した。
オーバータイムにもつれた直近3試合のプレータイムが46分、43分、41分となったにもかかわらず、レブロンは疲れを感じさせないプレーを続けている。カイル・クーズマは疲れ知らずのレブロンについて「疲労は脳内で意識しているだけのこと。それにしてもレブロンは野獣だね。彼が『疲れていない』と言えば、言葉の通り疲れていないんだろうね」とコメント。
短いオフを挟んで迎えた今シーズンだが、レブロンはここまで全試合に出場している。36歳の今も『鉄人』ぶりは健在だ。