リーグ最下位に終わったウォリアーズ、ステフィン・カリーは来シーズンの『逆襲』のため個人ワークアウトに没頭

リーグ最下位に終わったウォリアーズ、ステフィン・カリーは来シーズンの『逆襲』のため個人ワークアウトに没頭

2020/09/26
ステフィン・カリー

個人トレーナーが明かす、歴代トップシューターの努力

ウォリアーズのステフィン・カリーはケガの影響もあって不本意なシーズンを送り、チームもリーグ最下位に沈んだ。中断前の成績により決められた22チームの『バブル』参加チームから外されたウォリアーズのシーズンはそのまま終了となり、カリーが最後にプレーしたのは3月5日のラプターズ戦。もう半年以上、プレーから遠ざかっている。

『バブル』に参加しなかったチームはミニキャンプを実施しているが、実績のある選手は免除されるケースが多い。カリーも家族との時間を優先して、チームの許可を得てこのミニキャンプには参加していない。それでも、おそらく年明けになるであろう来シーズンの開幕に向けたカリーの準備はもう始まっている。カリーのパーソナルトレーナーを務めるブランドン・ペインが、オフの間に取り組んでいる練習内容を『NBC Sports』に明かした。

「ステフにとって良いチャレンジになるよう、夢中になって取り組むことができ、彼の競争心を煽るようなワークアウトのメニューを考えている」と、ペインは語る。「これまでも、様々なタイプのシューティングドリルをやってきた。過去と同じ練習をすることもあれば、それらのレベルをさらに上げたものにする場合もある。より難しい内容にしている」

現在トロントで家族とのオフを過ごしているカリーは、ペインとリモートでのワークアウトを続けている。具体的にカリーがどういう練習をしているのか、ペインは一つの例を挙げた。

「これまでも1試合でのシュート数を増やすように指示してきたが、今はより短い時間で多くのシュートを打つ練習をしている。厳しい練習ばかりやらせるから、ステフは私のことがあまり好きじゃないだろうね。それでもこれまでそうしてきたように、彼は目の前の試練に向き合って、乗り越えている」

歴代トップクラスのシューターという評価を得てもなお、カリーの向上心は衰えを知らない。ペインは、練習の終わりにやっているルーティンについても語った。

「練習の最後は30本連続成功で締める。30本と言っても、コートのあらゆるところからシュートを打ち、フリースローを含む。これができないと練習が終わらない。ステフの場合、大体3分から4分くらいで終わる。たいていの選手にとって20本決めるのに必要な時間だが、私はさらに多くのシュートノルマを課している」

「ただ、歴代トップクラスのシューターに対して、何かが足りていないと伝えるのは簡単ではない。そのためには、狂気じみたボーダーラインを設定しないといけないんだ。しかも、彼が納得する理由を見つけて、なぜ取り組まないといけないのかを理解してもらわないといけない」

カリーをきっかけに、近年では3ポイントシュートラインの手前からのディープスリーを得意とする選手の数も増えた。だが『本家』であるステフのシュートレンジは、オフのトレーニングによりさらに広がっているのかもしれない。エースである彼がこの時期に人知れずレベルアップに励むことで、来シーズンのウォリアーズの『逆襲』の可能性は高まる。

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