写真=Getty Images
レジェンドの功績が街全体で称賛される
NBAでの19年間の現役生活に終止符を告げたスパーズのティム・ダンカンの功績を称え、サンアントニオ市長のアイヴィー・テイラーが、ダンカンが着けた背番号21にちなみ、引退を発表した7月の21日を『ティム・ダンカンの日』に認定することを発表した。
テイラー市長はこうコメントしている。「ティムは注目されることを好まないだろうが、それだけの功績を残した人物だ。バスケットボール史上に残る選手となった点以外にも、彼は傑出した模範的存在だった。現役生活を通じて、一生懸命に努力することの大切さ、勝者となっても謙虚でいることの大切さを教えてくれた」
市長によれば、7月21日にはダンカンの功績を称える横幕が市庁舎に展示される予定だという。シーズンの半分を費やす「引退全米ツアー」で自らの花道を飾ったコービー・ブライアントとは対照的に、大々的に取り上げられることを嫌ってひっそりと表舞台を去ろうとしているダンカンだが、これだけの栄誉を受けるのに相応しい存在であることに異論はないはずだ。
ダンカンとコービー、最後まで対象的であった2人。