ザイオン・ウイリアムソン

「第4クォーターにベンチにいるとチームを助けることができない」

リーグ再開後2連敗でグリズリーズ戦を迎えたペリカンズ。ザイオン・ウイリアムソンは連敗した2試合でいずれも15分程度しかプレーしておらずコンディション不良が心配されていたが、今日の試合では25分間コートに立ち23得点、キャリアハイの5アシストを記録し、109-99で初勝利を挙げた。

ザイオンは試合後のインタビューで「生き返ったような気持ちがするよ。強い気持ちで戦えた。信頼して試合の最後までプレーさせてくれたコーチをはじめチーム全員に感謝したい」とコメントした。

ザイオンは30日のジャズ戦、1日のクリッパーズ戦で第4クォーターにはほとんどプレーしておらず、勝負どころで起用されなかった。しかし、この試合では第4クォーター開始から6分間プレーし、一旦ベンチに退いた後も再びコートに戻りアグレッシブに攻め続けた。

「戦う気持ちを持ってプレーした。ごまかすつもりもないよ。第4クォーターにベンチにいるとチームを助けることができないんだ。生き返ったように感じたのは、コートの上で勝利に貢献できたからだ」

ザイオンは第4クォーターに見事なアシストを数回披露し、プレーメイカーとしての能力を発揮。ヘッドコーチのアルビン・ジェントリーは「彼が素晴らしいパサーだということは分かっていた。何度かゴールへ向かうシュートを外していたが彼のプレーを長く見られてよかった。彼も喜んでいるし、チームメートもそうだと思う」とコメントした。

現在西カンファレンス8位のグリズリーズとの直接対決を制したペリカンズはゲーム差を2.5に縮めた。9位のスパーズとも差は1ゲームしかなく、逆転でのプレーオフ進出が現実味を帯びてきた。