個のディフェンス力と速攻が噛み合い快勝
U-16アジア選手権が開幕し、
序盤は互いに点を取り合い拮抗するが、
前半を46-33と2桁リードで折り返すと、
相手が横に並ぼうが力強くフィニッシュまで持っていき、
田中力は強気のアタックで存在感を見せる
日本は富永の15得点を筆頭に6人が2桁得点を記録。注目の田中力は、約20分間の出場で12得点を記録するも、シュート精度が上がらず、フィールドゴールは14本中3本(21.4%)と低調だった。それでもドライブで打開してシュートまで持って行くことのできる力を見せ付け、難しいシュートを選択したことで確率は上がらなかったが、強気の姿勢は評価できる。
相手が格下だったこともあるが、高いハンドリング技術とスピードで何度も相手を抜き去ったドライブの力はこの試合では際立っていた。今後、試合を重ねる中でフィニッシュの精度を上げることはもちろん、周囲を生かし、生かされるプレーにも期待したい。
決勝トーナメント進出は最低限のノルマ。勢いを持って上位に進むために、グループリーグのインド戦、韓国戦はすべて勝利して1位通過を狙いたい。明日のインド戦今日と同じく18時(日本時間19時)ティップオフとなる。