「チームのみんなと一緒に多くの時間を過ごせる」
22チームで優勝を争う再開後のシーズンは、オーランドのディズニー・リゾートでの『バブル』という特殊な環境で行われる。
ホテルや練習場と試合会場の往復、そしてメディア対応という淡々とした日々を最長で3カ月も送ることになるため、通常以上に気分転換が重要になる。多くのNBA選手にとってチャレンジとなり得るこの環境だが、マーベリックスのルカ・ドンチッチは不満を言わず、むしろ歓迎している。
彼は『バブル』の環境を「欧州選手権に近い」と言う。「全チームが同じホテルに滞在するバブルは、僕にとっては欧州選手権のようだ。慣れていることだから問題ないし、チームのみんなと一緒に多くの時間を過ごせる。悪くはないよ」
ケガも癒えてアメリカに戻ったドンチッチは、オーランドでの練習を楽しんでいる。バスケットボールでサッカーのリフティングをしておどけたかと思えば、ボールをキックしてリングに決めて両手をあげて大はしゃぎするなど、リラックスしている。
西カンファレンス7位のマブスは、5位のサンダーを1.5ゲーム、そして4位のジャズを2.5ゲーム差で追っているため、再開後の8試合で逆転も十分可能だ。
『バブル』に近い環境を経験済みのドンチッチなら、コートでのパフォーマンスに影響が出る心配もないだろう。マブスの初戦は7月31日のロケッツ戦。ドンチッチが再びファンを魅了する日までのカウントダウンは、もう始まっている。
Another day, another magic show ?♂️ pic.twitter.com/qbDmzKon48
— Dallas Mavericks (@dallasmavs) July 11, 2020