マーキーフ・モリス

プレーオフの注目の的となる『LA決戦』

ロサンゼルスに本拠地を置くレイカーズとクリッパーズは前評判どおり順調に勝ち星を積み重ね、それぞれ西カンファレンスの1位と2位につけている。両チームはこれまで3度対戦しクリッパーズが2勝1敗と勝ち越しているが、シーズン中断直前の試合ではレイカーズが勝利した。いずれの試合も10点差以内の接戦でこの2チームがカンファレンスファイルで対決するのではと予想されている。

同じアリーナをシェアするライバルチームに双子のモリス兄弟が加わったのは2月下旬だった。まず弟のマーカス・モリスがニックスからトレードでクリッパーズに移籍、その数週間後に兄のマーキーフ・モリスがピストンズを自由契約となりレイカーズに加入した。弟のマーカスは今シーズンニックスで43試合に出場し、キャリアハイの平均19.6得点を記録していた。クリッパーズではセカンドユニットとして12試合に出場している。兄マーキーフはピストンズで44試合に出場し平均11.0得点をマーク、レイカーズでは8試合に出場した。

先日モリス兄弟は『Bleacher Report』の動画インタビューに揃って登場し、もしレイカーズとクリッパーズがプレーオフで戦うことになったらどちらが勝つかとの質問に答えた。弟のマーカスが「現実的な見方をするならクリッパーズが第7戦で勝つだろうね。大差をつけてだ」と答えたのに対し、兄のマーキーフは「僕も現実的になろう。レイカーズのスイープだ」と、挑発した。

NBAはフロリダ州にあるディズニーワールドでのシーズン再開を進めていると報じられているが、レギュラーシーズンの終え方やプレーオフのフォーマットなど不明な点が多い。

もしプレーオフで『LA決戦』が実現した際は、双子対決に焦点を当ててみてはいかがだろうか。