ケガに悩まされながらもA東京のタイトル獲得に貢献
アルバルク東京は今日、小島元基との2020-21シーズン選手契約を継続したことを発表した。
小島は2016-17シーズンに京都ハンナリーズでプロデビューシーズンを過ごし、2017年夏にアルバルク東京に加入。同じタイミングでチームに加わった安藤誓哉とともにポイントガードとしてBリーグ連覇に貢献してきた。
もっとも、コンスタントに結果を出してきた安藤と比べると、ケガに苦しんでいる。今シーズンはワールドカップの後で調整が遅れた安藤に対し、小島が開幕スタメンに据えられて好プレーを披露。すでに所属は3シーズン目でチームのことは熟知しており、日本代表に定着した安藤にも引けを取らないパフォーマンスを見せたのだが、右ひざ半月板の負傷で手術を行い、今シーズンの出場は開幕からの3試合のみとなった。
小島はクラブを通じて以下のコメントを発表している。「今シーズンはケガでプレーはできませんでした。来シーズンは身体と向き合いながらチームに貢献できるようがんばります。思えば4年目になり、不思議な感覚です。このチームでプレーする意味を考えながら皆さんと進んで行きたいと思います。僕自身さらに精神的にも技術的にも成長しなければいけないと感じます」
選手層の厚いチームにおいて、各選手の特長を引き出しながら自分も結果を出せる小島は貴重なポイントガード。自分の身体を上手く付き合うことでケガなく1シーズンを通して戦うことができればもう一つ上の段階に行ける選手だけに、来シーズンにはフル回転の働きを期待したい。