藤永「日々努力し、ステップアップしていきたい」
千葉ジェッツは今日、西村文男、藤永佳昭、ラシード・ファラーズとの2020-21シーズンの契約合意を発表した。
西村はNBL時代の2014-15シーズンから千葉でプレーしている。今シーズンはケガの影響で戦線離脱した時期もあり、25試合に出場して平均プレータイム11.8分で3.7得点、1.5アシストを記録。2番手のポイントガードとしてベンチから試合の流れを読み、コートに立った際にはゲームの流れを変えることができる選手だ。また、今シーズンはキャプテンとして、チームが苦しい状況でもコート内外において千葉を支えてきた。
西村はクラブを通して次のコメントを発表している。「2019-20シーズンも、熱いご声炎ありがとうございました。2020-21シーズンも千葉ジェッツふなばしでプレーさせていただくことが決まりましたのでご報告いたします。新シーズンで在籍7年目。ここまで来ることができたのも、ずっと支えてくださった皆さんのお陰だと改めて感じています」
「長年、ともに戦ってきたリュウ(小野選手)がチームを離れることになり、遂にジェッツで一番の古参になりました。彼が残してくれたモノやジェッツの伝統を大切にしつつ、ベテランとしてチームにいい影響を与えていけるように頑張りたいと思います。新シーズンこそ、悲願のリーグ制覇を達成して皆さんに恩返しができるよう精進してまいりますので、引き続き千葉ジェッツふなばしの西村文男をどうぞよろしくお願い致します」
藤永は昨シーズンから千葉でプレーし、今シーズンは36試合に出場して平均プレータイム10.4分で2.4得点、1.9アシストを記録している。スタッツには表れないディフェンスに定評がある選手で、大野篤史ヘッドコーチも「ディフェンスは一番良い」と認めるほど。ブースターからもハードで粘りのある藤永のディフェンスは人気で、守備で会場を沸かすことができる選手だ。
藤永はクラブを通して次のコメントを発表している。「昨シーズンもたくさんの声炎をありがとうございました。2020-2021シーズンも、引き続き千葉ジェッツふなばしでプレーできることに、喜びを感じると同時に責任も感じています」
「昨シーズンは新型コロナウイルスの影響により、これからという時にシーズンが終わってしまいました。選手はもちろん、皆さんにとっても気持ちのやり場がないシーズンになってしまったことと思います。新シーズンはこの悔しさをブースターの皆さんと一緒にぶつけていきたいと思います。無観客試合で改めて痛感した、皆さんが居てくれることの心強さ。最後の目標であるリーグ制覇を達成するまでともに戦いましょう。最後に、また皆さんに新しい自分を魅せられるように日々努力し、ステップアップしていきたいと思います。新シーズンも宜しくお願いします」
また、2月に特別指定選手として千葉に入団したファラーズは本契約を勝ち取った。
千葉はこれまでに小野龍猛とニック・メイヨの自由交渉リスト入りを発表している。
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