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悩める選手起用、指揮官は「選手よりもチーム」
『ヤング・レイカーズ』が苦しんでいる。4連敗を喫して迎えた12月29日のクリッパーズ戦、ヘッドコーチのルーク・ウォルトンは、打開策として今シーズン初めてジュリアス・ランドルを先発に起用した。そのランドルは18得点7リバウンドの活躍を見せたが、チームは106-121で敗れ、泥沼の5連敗。レイカーズは、4連敗後にチームミーティングを行ない、選手たちも意見を出し合ったと言われている。
ウォルトンは選手起用法について「私の決断が常に正しいわけではないことは選手も理解している。しかし、どんな決断だろうと、私はチームにとってベストな方法と信じている」と語る。
「どういう決断をしようと、選手を喜ばせることが目的ではない。私は選手との関係性を重要視している。選手たちと多くの時間を過ごし、私やコーチングスタッフが彼らのことをバスケットボール選手として、それから人として気にかけていることを分かってもらおうとしている。だが、バスケットボールに関しての決定について言えば、選手の誰かを喜ばせる必要はない。チームにとってベストと思える判断を下すだけだ」
レイカーズは、12月31日にロケッツ、それから1月1日にティンバーウルブズとの敵地2連戦、3日にはホームでサンダーと対戦する。これらの試合でもランドルを先発に起用するかどうか、連敗を脱出できるかどうかは、指揮官ウォルトンの采配にかかっている。