写真=野口岳彦

予選ラウンド8グループの2つが沖縄市開催の見込み

日本バスケットボール協会は今年1月に沖縄県沖縄市を候補地として、2023年のワールドカップ招致に動いていた。そして今日のFIBA(国際バスケットボール連盟)の中央理事会で、この大会の予選ラウンドの沖縄開催が正式決定となった。

今回はアルゼンチンとウルグアイの共催が対抗馬となっていたが、結局は沖縄、ジャカルタ(インドネシア)、マニラ(フィリピン)の3カ国での共催となった。詳細はこれから決まっていくが、出場32カ国が8つのグループに分かれて争う1次ラウンド(グループリーグ)のうち、4グループをマニラで、各2グループを沖縄とジャカルタで実施する予定。

沖縄の会場は、2020年にオープンする予定の沖縄市に誕生する1万人収容の新アリーナ。琉球ゴールデンキングスのホームアリーナとなることが決まっている。決勝はフィリピンで約5万5000席の収容人数を誇るフィリピンアリーナとなる予定。

日本は2006年にさいたまスーパーアリーナを舞台に世界選手権(現在のワールドカップ)を開催している。予選ラウンド(グループリーグ)だけにはなりそうだが、世界のバスケットボールを自国で存分に楽しめる機会がやって来る。